2017/11/09
花見康由紀です。
昨日の東京は、
19:00前に最高気温が記録されました。
2017年11月08日の東京の気温
http://weather-room.blogspot.jp/2017/11/20171108.htmlところで、
我々の業務に、
関東の気温の予測があります。
昨日、その予測を担当したのは、
弊社の社員でしたが、
まだ研修中でした。
研修中ですので、
指導係もいます。
昨日の関東の気温の予測が難解であったことは自明でしたので、
指導係が担当することもできましたが、
研修生に任せたようです。
何を隠そう、
昨日の指導係は、
弊社の大社長でした。
彼の中では、
『予報士は困難な予測を経験することで成長する』
という信念があるようです。
それも判らないではないのですが、
状況によると思います。
もし、困難な状況を経験させることで、
予報士として成長するのであれば、
新人には夜勤のみを担当させ、
荒天時は、
問答無用で出勤させれば良いということになります。
ただ、このような事態で高みの見物をしている先輩に対して、
新人はどのような感情を持つでしょうか。
研修中や新人の時点でその経験をしても、
残るのは負の感情ではないでしょうか。
予報士の業務は、
根性論で成立するものではありません。
何より、その情報は、
顧客が納得するものとなるでしょうか。
もっとも、
私には予報士としての信念などはないので、
ある意味では、
大社長が正解なのかもしれません。
といったところで、
今回はこれにて失礼します。
最後まで閲覧いただきまして、
ありがとうございます。
花見 康由紀