2017年10月5日木曜日

monologue note part54

2017/10/05


花見康由紀です。

Hondaが狭山工場の閉鎖を発表しました。

日本の四輪車生産体制を進化

http://www.honda.co.jp/news/2017/c171004.html?from=copy

以前、私はこの工場で働いていましたが、
リーマンショック時に、
雇い止めとなりました。

そこで狭山工場についてのことを記述しようと思ったのですが、
雇い止め時の契約書で、
『ここでのことは何も言うな』
という内容があったような記憶があるので、
それができません。

『臭い物には蓋をしろ』ということです。

この手法は、
弊社の大社長も取り入れているものです。

狭山市の財政にとっては、
大きな打撃であることは、
言うまでもありません。

Hondaがなぜそのような決断に踏み切ったかですが、
採算が合わないから、
儲けが出ないからのようです。

会社が倒産しては元も子もないので、
狭山市の財政を気にする必要は、
毛頭ありません。

この決断は当然のことで、
むしろ褒めるべき判断でしょう。
(個人的には、嫌な記憶しかないので、この会社に賛辞を送りたくはないのですが)

不採算な事業を見直すというのは、
経営者が行う(にしかできない)大切な仕事ですが、
それができない方もいるようです。

自分の信念や理想を強く持つことを否定する気はありませんが、
それに付き合わなくてはいけない従業員の生活を確保する責任があることを、
是非とも忘れないでいただきたいものです。

私はそのことを直接伝えましたが、
「お前のそんな話は聞きたくない。
黙って俺の指示に従え」
ということでしたので、
何も言いません。

といったところで、
今回はこれにて失礼します。

最後まで閲覧いただきまして、
ありがとうございます。

花見 康由紀

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